学問は、あるものに関する知識を矛盾なく体系化したもの総称。たとえば、数学・物理学・工学・ 芸術・心理学・音楽などなど。
学問の分類方法は複数あるが、ここでは、分類はしない。
数学
数学は大きく分けて4つで代数学・幾何学・解析学・数学基礎論・応用数学になる。
代数学
代数学は数より文字を用いて代数的構造を研究する。代数的構造とは、集合に構造を付け加えたもの。ここでいう構造とは、例えば加減乗除などの演算があげられる。
幾何学
解析学
物理学
化学
生物学
生物の定義
- 細胞膜で外界を仕切られている
- 代謝を行う
- 細胞分裂する
代謝は体内の化学反応のこと。
ちなみにウイルスは生物ではない。細胞膜を持たず、自らコピーすることができない、そのため細胞に感染する(もしかすると感染するからコピーしないのかも)。定義からウイルスは生物ではないがウイルス学で研究されている生物学の一分野である。
生物学の研究対象は分子から生物圏にまでおよぶ。
生物の分類の仕方
生殖能力あるなら一つの種と数える(生物学的種という)。今知られている生物種の数は190万種以上になる。これでは多すぎるためさらに属・科・目・網・門・界・ドメインと分けられていった。
しかし、いくつかの例外もあり、生殖ができない動物が存在する。それらの多くは、異種交配よっておこり、たとえば、ウマとロバの交配でラバが生まれ、ラバは生殖能力を持たず種として数えない。その他にも、ライオンとトラでライガーなど。
地球惑星科学
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地球物理学は地球電磁気学、地震、火山、海洋物理、気象をふくむ。
天使の梯子
空を覆う広い雲のすきまから太陽からの光が降り注ぐ。これは薄明光線とよばれている。太陽の光のすじが見えるのは大気中の微粒子(エアロゾル)に散乱されることでおこる。これをチンダル現象とよぶ。
薄明光線は上から光が降り注ぐのに対し、反薄明光線という下から太陽の光が昇ってくる現象もある。反薄明光線は「裏後光」や「天割れ」ともよばれている。
旧約聖書ではヤコブが夢で見たことから「天使の梯子」とよばれることもある。
日本の高校では地学(基礎ふくむ)の履修率が他の理系科目と比べてかなり少ないらしい。
地球の大気に興味を持ったらこちらから
天文学
宇宙物理学
宇宙には4つの力がある。それは、皆さんご存じ重力に、さまざまな物理現象に顔を出す電磁気力、 電磁気力より強い力を「強い力」、電磁気力より弱い力を「弱い力」という。(覚えておこう‼)
力はそれぞれ重力相互作用・電磁相互作用・強い相互作用・弱い相互作用ともいう。
この4つの力を強い順から強い力・電磁気力・弱い力・重力となる。重力はこの4つの力のうち最も最弱なのである。
宇宙は英語で?
ユニバース(universe)、宇宙のすべて。一般的に使われているのはこちらのほう。
コスモス(cosmos)、ギリシャ語の秩序を意味する。宇宙論は英語でコスモロジーという。
スペース(space)、英語では大気圏外のニュアンスで使われることがある。
ちなみに、ユニバースの派生でマルチバースがある。マルチバース(多元宇宙論)は理論物理学の説。
ゲーム理論(経済学)
ゲーム理論は経済学の一分野で、自然や社会での複数(2人以上)のプレイヤーの行動がたがいに影響をあたえる状況を数学(数理モデル)をつかって研究する学問である。
例えば、企業の間で交渉するときwin-winにもちこめたり、ボードゲームで自分の利得を最大(勝利)にすることができる。
ゲーム理論と生物学の融合で進化ゲーム理論がある。
ちょっとした用語説明
複数のプレイヤーがそれぞれ自分の目標をめざして相互に依存しあっている状況をゲーム的状況といい、ゲーム理論の研究対象で生物学、経済学、心理学、工学、経営学などがある。戦略的状況ともいう。
ゲーム理論で、消費者や企業、国といったプレイヤーが定義できる。このプレイヤーは意思決定し行動する主体のことをいう。ゲームはプレイヤー数におうじて、二人ゲーム、三人ゲーム、一般にn人ゲームという。プレイヤー個人として消費者や投資家などがあり、組織だと企業や国、植物、動物の集合などがあげられる。 人以外でもいい。
ここでいう「ゲーム」とは、RPGやアクションゲームなどではなく、プレイヤー間の関係を分析するために用いるが数理モデルで,これをゲームとよんでいる。チェスや将棋などのボードゲームでもゲーム理論は理解できる。
例.ゲーム)環境問題、社会問題、企業関係、人間関係
心理学
その研究対象は、人間の心と行動。心理学は多岐にわたる基礎や応用があり、かつ実験や観察などの 方法論も多数存在する。心理学では、ただ単に知識だけを学ぶだけでは不十分であり方法論もおろそかにしてはいけない。
知覚心理学
人は目で光を見て、耳で音を聞いて、舌で味を味わい、鼻でにおいをかぎ、肌で外の環境を触れる。これらを「五感」というが、今では人の感覚は20種類以上あるとされる。例えば、平衡感覚や温度、痛覚、深部感覚、内臓感覚など。
感覚は感覚器官(または感覚受容器)を通じて脳に伝わる。
ストループ効果を知っていいるだろうか、例えば、下の文字の色を答えてほしい
赤・青・緑・白
もう一つ例
赤・青・緑・黒
前より答えるのに時間がかかっただろう。これがストループ効果である。
数理心理学
数理心理学は心理学を数理モデルを用いて確立された。つかわれている数学は、情報理論、確率論、先ほど説明したゲーム理論など。
学ぶ
学ぶことは脳にいい影響があるのは確かだけど。だからといって嬉々として学べるわけではないし、どんな学問があるか、何を学んだらいいかなどの疑問で結局何も学ばない。それを少しでも減らせたらいいなと思って、このブログを始めた。簡潔に言えば、迷える羊の道しるべになりたいと思った。
他の理由としては、科学をもっと知って欲しいから。
ちなみに自分は「かっこいい~」から好奇心へ….。というような理由から学び始めた。まあ、科学好きはだいたいこのような理由だと思う。
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